高齢の両親がいると、
心配事が増えて大変ですね。
健康で人に頼らず生活できる間は、
本人も、回りでサポートする私達も楽ですが、
病気になったとか、
日常生活がスムーズにいかなくなると、
難しいことも増えてきます。
少しでも大変な状況が遅くなるように、
少しでも元気な両親でいてもらうために
私達ができることを考えてみましょう！
高齢者の運動量と食欲低下には関係がある！
人は生きるためには、
食べることが不可欠です。
それは赤ちゃんも子どもも、
お年寄りも私達も、みんな同じです。
が、高齢になると食欲が落ちてくることが
多くなってしまいます。
ナゼ？
個人差はありますが、
高齢者は運動量が減り、体力も低下します。
家から出なくなったり、動かなくなったり…
若い人と比べるとエネルギーの必要量が少なくなり、
食事量も減ってきます。
お腹がすくから食事をするのですから、
動かない、お腹がすかないとなると、
食欲の低下はある程度当然かもしれません。
運動して、
「お腹すいた！ご飯は？」
となればよいのですが、
高齢になると運動量が減ってきます。
運動量が減る原因には、
心肺機能の低下や関節痛、内臓の病気
などがあります。
ひざが痛い・腰が痛いとなると、
立ったり歩いたりが辛くなり、
自然とひきこもり気味になりますね。
また、内臓の病気も気分的にすぐれない、
入院が必要なこともあるので、
どうしても運動量が落ちて、
からだを動かさない分食事の摂取量が
減ってきます。
からだが、
エネルギーとなる食事を必要としない
ということですね！
からだを動かさないから、食欲が落ちるのか？
食べないから運動しなくなるのか？
わからないですが、
高齢者の運動量と食欲低下には大きな関係
があります。
トラックの運転手が、
ガチ盛りの弁当を買うのに対し、
事務の女性は、
レディース弁当で足りるのと同じです。
私の両親も85歳ですが、
口八丁・手八丁の母は、グラウンドゴルフをしたり、
花を育てたりとすごく元気で、
食欲も旺盛です。
対して父は趣味もなく、
部屋でTVの子守をしているので、
食事も残すことが多く、
からだも弱くなってきました。
ところが、
この春から母と30分～40分散歩するようになって、
体力を使うからか食事量が増えています。
「食べるようになった！」
と母も喜んでいます。
高齢者の食欲低下を抑える！消化の良い手軽なお勧めメニュー！！
食べる意欲はあっても、
高齢になると内臓が弱くなりますし、
義歯を使用していると、
食べる物も制限されてきます。
また、精神的な病気では、
食べる意欲が落ちることもあり、
高齢者の食事は家族や、
介護のかたの手助けが必要になりますね～
手軽に続けていけるメニューを紹介します！
話し合いながら一工夫していくと、
高齢者は安心できる環境と人が回りにいるので、
気力を取り戻す人も多く、改善します。
野菜たっぷりの汁物
なすやしいたけ、豆腐など、
口当たりの良いものをたくさん使って
味噌汁を！
白菜もトロトロになるので、お勧めです。
豚肉を入れるとコクがあり、
ビタミンB1が多いので栄養価も高くなります。
刺身
骨もなく柔らかいのでお勧めです。
生が苦手な人は、
トマトやオクラ、大葉を使って、
カルパッチョにしても良いです。
若イカの煮物
魚は骨があるので、
食べなくなる人が多いのですが、
イカの煮つけは柔らかいのでお勧めです。
大根や豆腐を一緒に似ても、食べやすいです。
シチュー、カレーライス
家庭の定番料理なので、
高齢者にも人気があります。
野菜をたくさん入れて柔らかく煮込むと、
食べやすくなります。
辛さも控えてくださいね～
枝豆、トウモロコシ
おやつとして、ゆでたてのトウモロコシや
枝豆も良いですね。
運動しないことで、食欲が低下する…
基本的に病気でない高齢者には、
家族が食べる物に一工夫するくらいで良いです。
細かくして食べやすくする、
彩よくして食欲を刺激するなど工夫して下さい。
運動してたくさん食べて、元気な人であり続けましょう！
病気や体力不足で寝たきりにならずに、
普通に生活できるのは、
すごく幸せな人生だと思います。
一緒に散歩したり野菜つくりをしたり、
運動してみませんか？
一人ではおっくうでも、同じ時間を過ごすことで、
精神的にも満たされて、
意欲を増す高齢者がたくさんいます。
大切なご両親がしっかり食べて、
元気で過ごせますように！
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