歯ぎしりは、無意識でしているので、
なかなか自分では治せなくて困りますよね。
歯ぎしりをしすぎて、
歯が痛くなることもありますし。
「歯並びが悪いから仕方ない・・・」
なんて思っていませんか?
歯ぎしりは、
歯並びが良くてもするんです!
原因はいろいろあるんですが、
治せるものなら治したいですよね!
身体からの危険信号!?歯ぎしりが起こる根本的な原因とは?
歯ぎしりは
睡眠時ブラキシズム(口腔内悪習慣)
と言われていますが、
原因はこれ!
というものは特定されていません。
ストレスや、噛みあわせなどが主な原因
と言われています。
比較的多い状態としては、
ストレスによって寝ている間に歯を食いしばり、
それによってストレスを発散させている症状。
でもこれには、反対論もあります。
子供は、大人よりも歯ぎしりをするのですが、
歯ぎしりするほどのストレスを抱える子供は
そんなにいないはずですよね。
では、噛み合わせが問題なのでしょうか?
歯を治したりしてすると、
高さが合わなかったり、慣れないことで、
自分でそれを矯正しようとすることはある、
と言われています。
子供の場合は、歯が生え変わる時期なので
その説明で納得できます。
歯というのは、大人になっても
常に動いています。
大人の歯ぎしりの場合、
そのせいもあるのかもしれません。
では歯並びが良くて
虫歯もない人は歯ぎしりしないか、
と言えば、そうでもありません。
何が原因なんでしょうか?
ストレスや噛みあわせの問題ならば
マウスピースをして眠ると
治ることになりますよね。
もし、それでも治らない歯ぎしりは
体からの何かのサインかもしれません。
歯ぎしりだけでなく
胸焼けを感じることがあるなら、
逆流性食道炎によって、胃酸が逆流していることで
それを抑制しようとしている可能性もあります。
また、男性に多いとされている
睡眠時無呼吸症候群のために、
睡眠が浅くなることが関係している場合
もあるようです。
歯ぎしりは
睡眠が浅い時に起きる傾向があります。
歯ぎしりをしてから無呼吸になることがあれば
これが原因になります。
眠りが浅い時に起きているのは
生活習慣によるものもあります。
飲酒や、カフェインの摂り過ぎ、
生活リズムの崩れから、熟睡できないでいることで
睡眠が浅くなっている場合もあります。
原因がハッキリ一つでないことで
治すことが難しいかもしれません。
ですが、歯ぎしりを続けていると
歯の歯根膜に炎症を起こしてしまう事もあります。
強く噛むことで、歯の表面や根本を
折ってしまうことにもなります。
顎関節症になったり
肩こりを引き起こしたり、そこから頭痛がしたりと、
体のアチコチに不調をもたらすやっかいな歯ぎしり、
治せるものなら治したいですね。
歯ぎしりを改善する方法とは?
まずできることは
歯ぎしり自体を薬で治せないので、
マウスピースを使うことです。
市販のマウスピースもありますが、
歯並びは人それぞれかなり違います。
合わないマウスピースで
余計に歯に影響を与えてしまう場合があります。
ちゃんと歯医者さんで
自分にあったものを作ってもらってください。
もし原因が、噛み合わせだったり、
合わない詰め物なら
歯ぎしりを根本から治せるかもしれません。
何が原因がわからない場合は、
噛み合わせを直してもらったり、
今痛みがあるようならそこも治療することで
改善されるかもしれません。
無毒化したボツリヌス菌を筋肉に注射して
筋肉の動きを止めて、
歯ぎしりしないようにすることもありようですが・・・
注射しても3ヶ月くらいしかもたないようです。
顎の筋肉が疲れてしまっているなら、
筋肉のコリをほぐすマッサージなどをして
緊張を取ることも少しはできますよね。
歯自体を治療しても、マウスピースをしても、
まだまだ改善されないなら
他の病気によってなっているかもしれないので、
専門の病院で相談してみてください。
単純に疲れているとか、
ストレスかもと思った場合、
睡眠を充分に深くとることができるように
心身の疲れをとれるように心掛けるだけでも
変わってくるかもしれません。
まとめ
せっかくの健康な歯を
自分でダメにしてしまわないように、
早めに歯医者さんに行くことをお勧めします。
私も歯ぎしりをすることがありますが、
毎日ではないようです。
(自分ではわからないので^^;)
原因を取り除いていって、
充分に寝ることができれば、
ストレスの軽減にも繋がります。
ご自分に合った方法を一つずつ試して、
一日でも早く、歯ぎしりの不安や
ストレスから解放されましょう!
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