毎日の献立、大変ですよね〜。
新しいレシピに挑戦しても、
なかなか家族にうけないし・・・
慣れた食材の方が上手に使い切れるし、
料理も手早く出来るから、
慣れた食材や献立になりがちです。
マンネリも仕方ないとあきらめずに、
どんどん新しいレシピに挑戦してみませんか?
家族に不評の時は
「うちには向いてないわ」
で、2度と食卓に上げなければよいのです。
まずは、季節感のある食材をつかって、
レパートリーを広げましょう。
春先の山菜は意外とお勧めです。
特にわらびはスーパーマーケットや
八百屋さんでも店頭に並んでいます。
もちろん、
郊外にわらび採りに行くのも良いですね。
空気も景色も良いところで、のんびりできて、
そのうえ晩御飯のおかず食材までゲット出来たら、
主婦にはありがたいです。
ただ、山菜や野草は
一般的に「あく」が強いです。
そのままでは食べられないので、
調理の前に必ず、
あく抜きが必要になります。
あく抜きとは、渋み・苦みなど、
食用には適していない成分を抜くことを言います。
面倒臭がりの方でも簡単に出来る、
あく抜きの方法をご紹介します。
超簡単!重層で出来るわらびのあく抜き方法やポイントや注意点
用意するもの
- わらび(新鮮なもの):約300グラム
- 水:約500CC
- 重層:小さじ1杯
わらびは300グラム程用意します。
わらびは時間が経つと硬くなるので、
採った日の内に処理しましょう。
ぽきっと折れる所で硬い部分を取ると、
200グラム程度にかさが減るので、
実際に使えるのは200グラム程度です。
わらびの分量に合わせて、割合を変えずに
増減してください。
[手順]
- わらびの根元の硬い部分と、開きすぎた穂を取り除きます。
- わらびを水洗いします。
- 水は沸騰したら10分程おいて、粗熱をとります。
- 大きめのボールか鍋に、わらびを入れて重層を均等にかけます。
- 粗熱をとったお湯をわらびにかけて、全部浸かるようにします。
- 一晩(半日)おいたら、水道水などの流水で洗い流してください。
- あく抜き終了です。
煮物にする、おひたし、あえ物、
味噌汁に入れてもおいしいですよ~
※お湯は、必ず粗熱をとってください。
沸騰したお湯では、
わらびが溶けることがあります。
上手にあく抜き出来たわらびは、
切り口がトロッとしています。
食感も歯ごたえがよくて、
「水煮わらび」とは全然違います。
硬いと感じるときは、
和える前にさっと茹でて、
お好みの硬さに仕上げてください。
あく抜きしたわらびは、
水に浸して(毎日、水の交換が必要です。)
冷蔵庫で1週間程保存出来ます。
簡単な保存方法としては、冷凍がおすすめです。
一回分ずつ小分けにして、
冷凍保存袋に入れて冷凍すると、
いざという時の一品になります。
重層の代替で小麦粉+塩で手軽にわらびのあく抜きができる
とはいえ、
「食用の重層なんてうちにはないし、面倒」
と思っている主婦の方に、裏技をご紹介します。
用意するもの
- わらび(新鮮なもの):300グラム
- 水:1500CC
- 小麦粉:大さじ 6杯
- 塩:小さじ 2杯
[手順]
- わらびは、根元の硬い部分と開きすぎた穂をとります。
- 重層の時と同じでかさが減って、200グラム程度になります。
- わらびを水洗いします。
- 鍋に水を入れ、小麦粉・塩を入れよくかき混ぜます。
- 鍋を火にかけ、沸騰したらわらびを入れて3分程煮て、火を止めます。
- 小麦粉がわらびより抜けたあくを、吸着します。
- 茹でたわらびを水洗いして、10分程浸しておけば
- あく抜き終了。
- よくしぼって、料理に使います。
保存方法は、
重層であく抜きするときと一緒です。
時間も短縮出来るし、
重層を買う手間も省けるので、
こちらもお試しください。
山菜は和食のお助けレシピです。季節感をテーブルに!
山菜、特にわらびは
あく抜きを上手にすれば、
手軽に和食メニューの巾が広がります。
小鉢や煮物と、
ご主人が喜ぶこと請け合いです。
ぜひ、あなたの献立に使ってみてください。
食卓が、小粋で豊かになりますよ~
コメント