暑い季節には、
冷たいものが食べたくなりますよね^^
一番に思い浮かぶのは
甘いアイスクリームでしょうか。
しかし、
ダイエットでカロリーを気にされている方にとっては、
アイスクリームは天敵のようなものですよね^^;
「でも涼しくなりたい!」
という方が次に想像するのはかき氷です。
シロップをかけても
アイスクリームより圧倒的にカロリーが低く
ダイエットの味方に思えますね!
しかし、ちょっと待って下さい。
実はかき氷も一歩間違えれば
肥満の原因になってしまうのです!
そこで今回は
「かき氷はダイエットになるのか」
や、注意点などを紹介したいと思います!
かき氷と代謝の関係は?
かき氷は、シロップ含めて大体70kcalほど。
カロリー計算上は
ダイエットに向いていますね。
しかし、必ずしもダイエットに有効だ、
というわけでもないのです。
その理由の1つ目は氷で冷えてしまうことです。
よってこれは、
冷たい飲み物やアイス全般にも言えることです。
何故これが良くないのでしょうか。
実は、冷やす場所が良くないのです。
かき氷を食べて冷えるのは当然体の中、
内臓部分です。
すると体は、寒さから命の危機を感じて、
生き残るために脂肪を溜め込み始めるのです。
その脂肪も
基礎代謝(生きるのに必要なエネルギーを消費する仕組み)
が良ければ使われることがあります。
また、エネルギーも使ってくれるため
ダイエットをしたい方には
絶好のコンディションと言えるでしょう。
しかしそもそも、夏は基礎代謝が低いのです。
基礎代謝の中には、体温調節も含まれますが、
必要なのは主に冬ですね。
むしろエアコンや扇風機、
アイスなどで体温を下げる夏においては
体温調節を必要としません。
よって、
- エネルギーも使わず
- 脂肪も溜め込み
- 肥満へとまっしぐら
となってしまうのです。
「体を冷やしたら、体温を上げようとして
代謝が上がるのではないか」
という意見もありそうですね。
その効果をアメリカのBrian C. Weiner医師が、
論文で発表しています。
それによると、
毎日氷を1リットル(普通のかき氷の約6~7杯分!)ずつ
溶かさねばなりません。
しかも、これで消費されるカロリーは
たったの160kcal(大体、おにぎり1個分)です。
また、氷を食べ過ぎると、内臓を冷やす他、
場合によっては「氷食症」という、
一種の依存症にかかってしまいます。
全く割に合わなさそうですね^^;
しかも、かき氷にかけるシロップも問題です。
ここにはブドウ糖加糖が含まれており
砂糖よりも多く吸収されます。
代謝が良ければ、エネルギーとして使えるのですが
先程も言ったように、夏は基礎代謝が悪いのです。
よって、運動も何もしなければ
糖分が体内に取り込まれ、
中性脂肪として溜まってしまいます。
食べ方次第でダイエット効果
ここまで見ていくと、
かき氷は全くダイエットに向かないように見えます。
ただ、食べ方次第で
ダイエットの手助けにはなります。
大きく分けて以下の2つの点に
気を付ければよいでしょう。
⑴かき氷を1日に食べ過ぎない。
本気でダイエットを目指すのであれば、
1リットル=かき氷6~7杯
を食べればよいのですが、
先程も言ったように割に合いませんし
体を壊すばかりです。
ですから、
アイスクリームをどうしても食べたいとなった時に
代用品としてかき氷を食べる
くらいの方がよさそうです。
ただし、ダイエットに関して言えば
市販のかき氷製品のカロリーはおよそ100~200kcalですから
自分でかき氷器を使って作り、
ほどほどのトッピングにするのが賢明でしょう。
⑵シロップをなくす、工夫する。
先程も言ったように
市販で売られているシロップには
多くのブドウ糖加糖が含まれています。
肥満や、糖尿病にさえ繋がる可能性があります。
また、冷たいものは甘味が感じにくいので
ついついシロップを多くかけがちです。
ですから、何もかけないのが一番です。
でも、それでは味気ありませんから、
自分でシロップを作ってみてはいかがでしょうか。
例えば
- フルーツをミキサーで粉砕したり
- 抹茶をかけてみたり
といった方法があります。
ただ、使う食材に気を付けないと
カロリーが増えていくので注意が必要です。
夏にぴったりのシロップとして
以下の動画を挙げておきます。
参考にしてみてください♪
まとめ
ここまで見ていくと、
かき氷でダイエットをしよう
というわけにはいきませんよね。
ただ、食べ方に気を付ければ
暑い夏にあなたのダイエットを応援してくれる、
心強い味方になるでしょう。
ダイエットを考えている方は
こうした情報を参考にして
考え直してみてはいかがでしょうか?
頑張ってみてくださいね^^
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